5~6月の鶏肉在庫、1割増を予測 鶏肉輸入量は減少 農畜産業振興機構
(独)農畜産業振興機構は、5月27日に鶏肉の需給予測を公表した。
生産量の動向は、5月が前年同月比0.2%増の13万9200トン、6月が3.8%増の14万100トン。5月は前年並みの一方、6月は前年を上回ると予測。
輸入量の予測値は、5月が前年同月比5.4%減の4万4100トン、6月が1.6%減の4万2700トン。在庫水準が高いことに加え、鳥インフルエンザの発生に伴う米国からの輸入停止措置などの影響で、両月とも前年を下回ると予測。
出回り量の動向は、5月が前年同月比0.8%増の18万7400トン、6月が1.7%増の18万600トンで、両月とも前年を上回ると予測。
期末在庫の動向は、5月が前年同月比9.7%増の16万7500トン、6月が10.5%増の16万9700トンで、両月とも前年をかなりの程度上回ると予測。過去5年平均との比較でも、5月は12.0%増、6月は11.3%増となっている。