7月輸出入 鶏肉輸入は16.5%増、殻付卵輸出の増加続く
財務省は2019年7月分の通関実績をまとめた。
《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比16.5%増の5万3212トン(ブラジルは増、タイは減)。鶏肉調製品は1.6%増の4万6634トン。この結果、直近3か月(5~7月)の鶏肉輸入量は前年同期比4.7%増の14万3145トン、鶏肉調製品は2.0%減の12万6647トン。1~7月累計は鶏肉が3.5%減、鶏肉調製品が2.1%増、鶏の肝臓が7.4%増、七面鳥肉が4.7%減、家きん肉が25.3%減、その他の家きん肉調製品が41.7%増。
《鶏卵関係輸入》凍結全卵は前年同月比1.5%増、凍結卵黄は59.5%増、凍結卵白は50.0%減、全卵粉は11.1%減、卵黄粉は4.5%増、卵白粉は32.4%増。殻付卵は57.1%増の6トン。最大の輸入品目は卵白粉で、直近3か月では前年同期比6.5%増の2722トンが入った。1~7月累計は凍結全卵が8.2%減、凍結卵黄が17.7%増、凍結卵白が27.8%減、全卵粉が22.3%減、卵黄粉が15.8%減、卵白粉が1.8%増、殻付卵が10.4%増。
7月の輸入卵の殻付換算は前年同月比25.5%増の1万1729トン。1~7月累計では前年同期比2.2%減の6万7886トン。
《鶏肉・鶏卵関係輸出》7月の鶏肉輸出は前年同期比9.1%減の521トン、殻付卵は39.8%増の664トン。1~7月累計では鶏肉が前年同期比5.5%増の5545トン、殻付卵が55.9%増の4522トン。