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コッブが販売強化 種鶏の生産と販売事業を分離

2018.02.15発行
生産は新会社の松阪コッブファーム
販売は伊藤忠飼料・種鶏部

 ブロイラー種鶏『コッブ』の生産と販売を担う鰹シ阪ファーム(三重県多気郡多気町佐伯中119-7)は、2月1日付でコッブの種鶏生産に関する事業を松阪コッブファーム鰍ノ、販売に関する事業を伊藤忠飼料鰍ノ移管すると発表した。
 新会社の松阪コッブファームは、本社を松阪市に置き、松阪ファームの施設や従業員を引き継ぎ、コッブ原種鶏の輸入とコッブ種鶏の生産に専念する。
 伊藤忠飼料は、コッブ種鶏を販売する専任部署として種鶏部を設けて国内でのコッブ種鶏のシェア拡大を目指す。
 新会社の松阪コッブファームは、伊藤忠飼料の全額出資(資本金5000万円)で、役員は次の各氏。
 代表取締役社長 大坪研太郎(非常勤)▽取締役 本田雅紀(常勤)▽同 田和之(非常勤)▽監査役 中村貞(同)
 松阪コッブファームの住所と電話・FAX番号は次の通り。
 三重県松阪市上川町136 〒515-0041
 電0598・38・7330、F0598・38・2330
 伊藤忠飼料の種鶏部は、松阪コッブファームの大坪研太郎社長が部長を兼務し、スタッフとして技術担当に原田宏明氏、営業担当に田村守夫と千葉貴裕の両氏、事務担当に藤山美和子氏を置いて販売・技術サポート体制を強化する。
 松阪コッブファーム社長で、伊藤忠飼料種鶏部長を兼任する大坪氏は「現在取り扱っている育種先行型のUKコッブブロイラーは、飼料要求率や育成率が改善され、後半の脚弱も減少し、農場によっては競合他鶏種を上回る成績を出している。まずは新体制の下で、伊藤忠飼料の全営業支店との連携を図りながらコッブブロイラーの優位性について全国のお客様にアピールしていきたい。課題となっている種鶏成績については、育種開発を担うコッブ・バントレス社と毎年の改善目標値を共有しながら、他鶏種との差を着実に縮め、今後の種鶏販売シェアの拡大を図っていきたい」としている。
 伊藤忠飼料種鶏部の住所と電話・FAX番号は次の通り。
 東京都江東区亀戸2-35-13 〒136-8511
 電03・5626・3203、F03・5626・3229
 なお、日本コッブ会事務局も、伊藤忠飼料の種鶏部に移行する。



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