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鶏卵5氏、食鳥1氏にニアピン賞 平成29年の相場予想

2018.02.05発行
 平成29(2017)年の鶏卵相場(東京・M加重)は、東日本を中心にひなえ付け羽数の増加が目立ち、26年から4年連続で増加したものの、家庭向けの需要はほぼ横ばいで推移し、ゆで卵などの加工品や外食向けに小玉需要が増加したことから、年間では4年連続で200円台を維持し、前年を2円上回る207円となった。
 食鳥(チキン)相場(日経・東京、正肉加重)は、国内生産は微増にとどまり、輸入鶏肉も年前半は前年割れで推移する一方、消費は堅調で、特にむね肉需要の増大に支えられ、年間では、もも正肉加重は前年を5円上回る626円、むね正肉加重は同61円上回る316円となった。
 本紙では、毎年1月5日付の新年特集号で、業界有識者の方々に、その年の相場を占っていただいている。12人が占った29年の鶏卵相場については、東京鶏卵鰍フ工藤修平社長、丸紅エッグ鰍フ丸山雄司部長、潟Aマダ東京の天田雅伸社長、潟iカヤマエッグの中山真一社長、椛蜷ホ商店の大石正社長の205円が最も近かった。6人が占った食鳥相場については、もも肉で丸トポートリー食品鰍フ伊藤正和営業統括マネージャーの625円が最も近かった(むね正肉は実績を大幅に下回った)。
 本紙では、鶏卵の5氏とチキンの1氏にニアピン賞を贈呈しました。



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