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新しいタイプのH5N6亜型 韓国のアヒル農場と島根県の野鳥
2017.12.15発行
韓国の農林畜産検疫本部は、11月17日に全羅北道高敞郡の肉用アヒル農場で発生したH5N6亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスの遺伝子分析の結果、2016年末にヨーロッパで流行したH5N8亜型ウイルスと、ヨーロッパの野鳥の低病原性AIウイルス(H3N6亜型)が組み換えられた、新しいタイプのH5N6亜型ウイルスであると発表した。 また、鳥取大学は11月28日、島根県松江市で回収されたコブハクチョウの死体から分離されたH5N6亜型HPAIウイルスの遺伝子分析の結果、昨シーズンの国内流行株とは由来が異なり、昨シーズンにヨーロッパなどで流行したH5亜型のウイルスと、ユーラシアに広く分布する野生水禽由来のN6亜型ウイルスとの遺伝子再集合体でああると発表した。今シーズン、新たに国内に侵入したものとみられる。 鳥取大学では引き続き、他の国内分離株や韓国分離株の遺伝子を比較解析するとともに、ウイルスの抗原性についても詳細に解析するとしている。
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