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オランダから採卵鶏種鶏ひな 輸入再開は11年ぶり 2017.08.25発行 ヘンドリックス・ジェネティックス(略称HG社、本社・オランダ、ボックスメア)採卵鶏部門の日本支社、潟Aイエスエージャパン(後藤直樹代表―愛知県春日井市)は「オランダから11年ぶりに採卵鶏種鶏が輸入された」と発表した。 オランダで鳥インフルエンザが発生し、2006年に動物園の鶏への鳥インフルエンザワクチン使用をきっかけに継続されていた初生ひなの輸入停止措置が、今年5月30日に解除されたことを受けて7月21日に採卵鶏種鶏を輸入、8月5日に輸入検疫から開放されたもの。 オランダから11年ぶりに輸入された種鶏は、オランダで開発された特別交配種『ボバンス・ネラ』。現在はHG社がその純系統を維持すると同時に、生産性能力向上への育種改良が他の白玉鶏種、赤玉鶏種と同様に続けられている。 オランダからの初生ひな輸入が停止されて以降、HG社のすべての鶏種は、カナダまたはフランスの原種鶏農場から日本に輸出されていた。 今回のオランダからの輸入再開についてアイエスエージャパンは「11年ぶりにオランダからの初生ひな輸入停止措置が解除され、ようやく採卵鶏種鶏の初生ひなが輸入されました。再開の最初の鶏種がオランダで開発されたボバンス・ネラであったのは、何かの縁かもしれません。 HG社の採卵鶏はオランダに加え、カナダとフランスにも原々種鶏農場があるものの、鳥インフルエンザなどの影響で、いずれの国からも輸入できない時期が昨年6月から10か月間続き、その間は多くの方々にご不便とご迷惑をおかけしましたが、再びオランダからの輸入が問題なく行なわれたことを大変うれしく思っています。 残念ながら、フランスからの輸入再開見通しは立っていないものの、現在はオランダ、カナダから種鶏を輸入できるほか、2018年初春からは米国からも輸入できるようになるため、日本市場に向けて安全・安心な種鶏供給体制が整ってきています。今後も、世界レベルで高い評価を受けているHG社の採卵鶏に注目していただきたい」とコメントしている。
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