|
ホーム | トップ記事 | ニュース | 新製品 | 特集 | 統計 | リンク | 鶏卵相場(全農) | おくやみ | イベント情報 |
|
「指導不要」が76.5% 家きん農場での飼養衛生管理基準の順守状況 2017.05.25発行 農林水産省は、このほど平成28年11月30日時点の家きん農場における飼養衛生管理基準の順守状況を公表した。 各県が採卵鶏3983農場、肉用鶏3517農場、卵用種鶏140農場、肉用種鶏495農場、あひる70農場、うずら46農場、きじ59農場、ほろほろ鳥6農場、七面鳥8農場、だちょう31農場の計8355農場を調査したもの。 飼養衛生管理基準を順守し、「指導不要」だったのは、全体の76.5%に当たる6392農場。家きん別の順守率は次の通り(表参照)。 〈採卵鶏〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で57.8%、1000羽以上層で73.7%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、100〜1000羽未満層で72.5%、1000羽以上層で81.7%。 〈肉用鶏〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で69.9%、1000羽以上層で83.4%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、100〜1000羽未満層で82.1%、1000羽以上層で90.4%。 〈卵用種鶏〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で100%、100羽以上層で95.6%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、1000羽以上層で97.1%。 〈肉用種鶏〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で100%、1000羽以上層で92.8%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、1000羽以上層で96.3%。 〈あひる〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で57.1%、1000羽以上層で63.3%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、100〜1000羽未満層で76.1%、1000羽以上層で69.4%。 〈うずら〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で100%、1000羽以上層で72.5%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、1000羽以上層で77.5%。 〈きじ〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で64.7%、1000羽以上層で88.0%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、100〜1000羽未満層で67.6%、1000羽以上層で92.0%。 〈ほろほろ鳥〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で75.0%、1000羽以上層で100%。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は、100〜1000羽未満層で100%。 〈七面鳥〉基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は、100〜1000羽未満層で50.0%(1000羽以上層の農場はない)。指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は100%。 〈だちょう〉いずれも10羽以上飼養で、基準を順守し、指導が不要であった農場の割合は51.6%、指導を行ない「改善済」となった農場を加えた順守率は61.3%。 なお、飼養管理基準の項目ごとの順守率は、ほとんどが9割以上となっているが、項目には規定がないものの飼養衛生管理上有効とみられる「衛生管理区域への野生動物侵入対策」や「排せつ物処理施設への野生動物侵入対策」「立ち入り時の記帳等の周知」などの順守率は比較的低かった。
|