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カット機能を加えた鶏ぼんじり自動脱骨機 マトヤ技研工業が新発売 2017.05.25発行 マトヤ技研工業梶i益留福一社長―本社・鹿児島県曽於市)は、昨年開発した鶏ぼんじり自動脱骨機にカット機能を加えた『鶏(とり)・マーくん改TB―U』をこのほど開発し、販売を始めた。 鶏の尻尾に当たるぼんじりは、焼き鳥店などで親しまれる一方、処理工程では肉に覆われた尾骨を抜くのに手間がかかり、作業者も多く必要になることが負担となっている。『鶏・マーくん改』の構造は従来機と同じで、インデックステーブル上の受け皿に人の手でぼんじりを載せると、テーブルが回転して抜き型が尾骨を打ち抜く。 主な改良ポイントは、脱骨とカットを同時に行なうことと、金型とカット刃を取り替えることで5種類の切り方【図参照】ができること。骨・脂壺と肉は分別して送り出せるようにした(特許出願中)。 益留社長は「約1年をかけて改良し、市場の要望に応えることができた。手作業に比べて4〜5倍の処理能力があり、人手不足の解消につながる」と話している。 寸法は幅64センチメートル×高さ141センチメートル×奥行き92センチメートル。機械主要部はステンレス製で、速度調整はインバーター方式。 同社は国際食品工業展『FOOMA JAPAN2017』(6月13〜16日、東京ビッグサイト)に出展し、他の食肉機械とともにデモンストレーションを行なう予定。 問い合わせは同社(電0986−76−0018、F0986−76−2729、ホームページ=http://www.matoya.com/)へ。
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