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肉用若鶏は羽数・重量とも増加、成鶏、その他の肉用鶏は減少 平成27年食鳥流通統計
2016.06.05発行
農林水産省は5月20日、平成27年の食鳥流通統計調査の結果を公表した。今回から年間30万羽以上処理の食鳥処理場のみを調査対象としたため、26年以前の数値についても新たに集計した。これまで公表していた県別の出荷羽数や処理羽数などは発表していない。 肉用若鶏(ふ化後3か月齢未満の鶏)の全国の処理羽数(生体)は6億6685万9000羽で前年に比べ1.3%増加し、処理重量(生体)は197万3461トンで1.8%増加した。1羽当たりの生体重量は2.959キログラム(前年2.944キログラム)で0.5%増加した。 成鶏(採卵鶏または種鶏の廃鶏)の全国の処理羽数は7811万2000羽で前年に比べ1.3%減少し、処理重量(生体)は13万8809トンで0.8%減少した。1羽当たりの生体重量は1.777キログラム(前年1.769キログラム)で0.5%増加した。 その他の肉用鶏(ふ化後3か月以上の鶏で地鶏、銘柄鶏を含む)の全国の処理羽数は609万羽で前年に比べ1.7%減少し、処理重量(生体)は1万9704トンで1.9%減少した。1羽当たりの生体重量は3.235キログラム(前年3.242キログラム)で0.2%減少した。
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