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国内、海外で鶏肉事業拡大 国内処理は7200万羽へ 日本ハム 2016.06.05発行 日本ハム梶i本社・大阪市)の末澤壽一社長は5月11日、2016年3月期業績概要と新中期経営計画パート5の進捗状況を発表し、売上高は前期比279億円増の1兆2407億円で過去最高を更新したが、営業利益は前期比21億円減(計画比では33億円増)の463億円になったとした。 国内事業の収益力強化では、鶏肉部門は北海道・東北・新潟で増産し、処理羽数を約6600万羽から約7200万羽(うち桜姫は約2100万羽から約2800万羽、越の鶏は20万羽から100万羽)にするとした。 海外事業では、トルコのエゲ―タブ(Ege−Tav)社は昨年の鳥インフルエンザ発生による国内市況の低迷で約2億円の赤字となったが、16年は処理羽数を44%増の約2000万羽に拡大するとともに、収益性をより重視し、販売面を強化する。また、今年1月に発表したマレーシアの大手養鶏インテ、レイ・ホン(Lay Hong Berhad)社への出資決定後の展開についても、今年3月に合弁会社のNHFマニュファクチュアリング社を設立したことなど、海外事業拡大に向けた取り組みを報告した。 ニッポンハム桜姫・麦小町ナイターでブランド食肉をPR 日本ハム鰍ヘ、5月11日に東京ドームで行なわれたプロ野球、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦(来場者2万6145人)を「ニッポンハム桜姫・麦小町ナイター」と名付け、ブランド食肉の国産鶏肉『桜姫』と国産銘柄豚『麦小町』を来場者にPRした。 日本ハムでは、ブランド食肉の認知度向上と拡販につなげるために一昨年と昨年に「桜姫スペシャルナイター」を実施したが、来場者から好評だったため、今年は国産銘柄豚『麦小町』も加えて実施した。関孝雄国内食肉事業部長は「わが社は『シャウエッセン』に代表されるハム・ソーセージや食肉加工品だけでなく、食肉事業も売り上げの半分以上を占める大きな軸であることをアピールしている。今シーズンで3回目となる冠ナイターは国産鶏肉『桜姫』に加えて、国産銘柄豚『麦小町』の価値をお伝えする。ブランド食肉の中でも、生産から販売までのインテグレーションを生かした『桜姫』と『麦小町』を冠に付けて、より一層のブランド認知と拡販をねらっていく。 また新たに加工関連事業部と、ブランド食肉の原料を軸に連携したコンシューマー商品をビュッフェラウンジで提供している。ニッポンハムならではの食肉と加工品を安全・安心でお届けする≠ニいう生活者にダイレクトにお伝えするブランドコミュニケーションについては、これからも継続して取り組んでいきたい」と話した。 東京ドームの22番ゲート特設ブースで実施した『桜姫』と『麦小町』に関するクイズ(@桜姫はニッポンハムの国産○肉ですA桜姫はビタミン○含有量が3倍以上の鶏肉です(※日本食品標準成分表2010数値比較)B麦小町はニッポンハムの国産銘柄○肉です――の中から1つを出題)には、ファイターズファンで長蛇の列ができるほど大人気で、正解した人の中から抽選でファイターズ選手のサイン入りグッズや『桜姫』産地パック、麦小町カレーなどをプレゼントした。 試合前には、首都圏を中心に約750店舗で実施した「桜姫・麦小町ナイタープレゼントキャンペーン」の当選者が、練習見学や親子ベースランニング、両チームの監督と選手代表への花束贈呈、始球式に参加した。 5回終了後のYMCAダンスには『桜姫』イメージキャラクターの桜姫ちゃんなども加わり、観戦に訪れた来場者に『桜姫』と『麦小町』をアピールした。 試合は1回にファイターズの4番中田選手の2ランホームランで先制。3回には5番大谷選手の2ランホームラン、5回には7番レアード選手、8番市川選手の連続タイムリーで追加点をあげた。先発の吉川投手は7回途中まで2失点に抑えて谷元投手、井口投手、高梨投手につなぎ、6対2でファイターズが快勝した。 試合終了後にヒーローインタビューを受けた中田選手には、ヒーロー賞として『桜姫』産地パック4種類×15組と『麦小町』肩ロース2ケース(18キログラム)が贈られた。 日本ハムでは7月に北海道と近畿圏、10月に関東圏と中四国の一部で『桜姫』のテレビCMを展開するほか、9月には札幌ドームで「桜姫ナイター」を実施する予定。 【ファイターズ選手のサイン入りグッズが当たる桜姫・麦小町クイズは大人気(上)、試合前にはキャンペーンの当選者がベースランニングなどのイベントに参加(中)、中田選手の2ランホームランなどでファイターズが快勝(下)】
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