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平成26年度の食鳥検査羽数 ブロイラーは1.4%増、成鶏2.5%増 2016.03.25発行 厚生労働省が公表した平成26年度乳肉関係統計資料によると、26年度の食鳥検査羽数(大規模食鳥処理場148場分、確報)の合計は前年度比1.5%増の7億5011万8012羽であった。このうち、ブロイラーは1.4%増の6億7190万2214羽、成鶏は2.5%増の7781万2176羽、あひるは23.7%増の40万3618羽、七面鳥は4羽(前年度は19羽)。 ブロイラーの検査羽数の上位県は、@鹿児島県1億3500万1844羽(全体の20.1%)A宮崎県1億3105万2336羽(同19.5%)B岩手県1億928万8685羽(同16.3%)C青森県4661万9424羽(同6.9%)D北海道3516万6826羽(同5.2%)――の順。 ブロイラーの食鳥検査による処理禁止は前年度比1.8%減の247万7835羽、全部廃棄は1.4%増の606万1464羽、一部廃棄は2.1%増の1782万4388羽。 ブロイラーの処理禁止の要因は、削痩および発育不良が53.0%を占めて最も多く、次いで腹水症17.7%、変性11.3%、炎症7.4%、放血不良6.3%。全部廃棄では大腸菌症が47.3%を占めて最も多く、次いで腹水症16.8%、炎症と変性がそれぞれ10.0%、削痩および発育不良9.2%。一部廃棄では炎症が85.1%を占め、次いで出血6.5%、変性5.1%であった。 成鶏の検査羽数の上位県は、@茨城県2015万9979羽(全体の25.9%)A鹿児島県1214万4239羽(同15.6%)B愛知県862万5064羽(同11.1%)C青森県555万2101羽(同7.1%)D群馬県503万4220羽(同6.5%)――の順。 成鶏の食鳥検査による処理禁止は前年度比10.8%減の61万6517羽、全部廃棄は3.7%減の44万3683羽、一部廃棄は5.1%増の46万1253羽。 成鶏の処理禁止の要因は、削痩および発育不良が32.9%を占めて最も多く、次いで腹水症24.9%、放血不良16.7%、炎症12.5%。全部廃棄では腫瘍が38.0%を占めて最も多く、次いで炎症23.4%、腹水症11.2%、削痩および発育不良9.2%。一部廃棄では炎症が37.4%を占め、次いで出血22.6%、腫瘍15.8%、外傷7.4%であった。
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