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会田共同養鶏組合など4社に農林水産大臣賞 全国優良畜産経営管理技術発表会
2015.11.25発行
(公社)中央畜産会は11月12日に東京都千代田区の日比谷コンベンションホールで『全国優良畜産経営管理技術発表会』を開き、長野県松本市で共同で採卵養鶏に取り組む(農)会田共同養鶏組合(上村博文組合長)が農林水産大臣賞(最優秀賞)を受賞した。 発表会では同組合の中島学会長が事例発表し、審査委員からは@配合飼料工場や飼料用米倉庫、同サイロなどを整備し、昨年は稲作農家49戸(279ヘクタール)の飼料用米1481トンを採卵鶏に給与A飼養羽数約20万羽のうち5万6300羽はアニマルウェルフェア基準に沿って主に国産鶏を平飼いする。このうち8200羽分は有精卵として特定の消費者団体に契約出荷B鶏肉加工場や直売店を建て、直売事業と6次産業化に挑戦C農場HACCP認証(第17号)を取得するだけでなく、毎月、家保の担当者や獣医師らとのHACCP会議を欠かさないD組合員とパート従業員数は計約80人で、雇用面でも地域に貢献E常務理事2人が女性で、組合全体の女性比率も38.7%と高い――ことなどが高く評価された。 酪農の樺|信牧場(岡山)、肉用牛繁殖の黒木松吾・小夜子夫妻(宮崎)、養豚の泣Rマクサファーム(岩手)も最優秀賞を受賞。会田共同養鶏組合など受賞4事例は来年の第55回農林水産祭の天皇杯候補となる。 【会田共同養鶏組合の中島会長と上村組合長(右の2人)。飼料用米の活用や6次産業化などが評価された】
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