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米国のAI発生地域、採卵鶏の再導入進む レンブラント社は来年1月から

2015.11.25発行
 大規模なAI発生に見舞われた米国中西部の養鶏企業では、清浄性が確認された農場から鶏の再導入が進んでいるが、アイオワ州の550万羽規模の農場を含め約800万羽をAIで失ったレンブラント・フーズ(本社・アイオワ州レンブラント、昨年の飼養羽数1450万羽、全米養鶏企業ランキング3位)は10月28日、最初の鶏群を来年1月の第1週に導入すると発表した。バイオセキュリティも強化し、農場敷地内の駐車場などにはコンクリートを流し込んで埃が立たないようにしているという。殻付卵や加工卵の不足分については現在、世界中の鶏卵業者と協力しており、今後1年半にわたって生産減少分の62%を社外から調達するとしている。
 米国農務省は再発防止のため、バイオセキュリティや野鳥のサーベイランスの強化など対応計画を作成。AIワクチンについても、使用許可は出していないが製造許可を2社に出し、万一の事態に選択肢とするため備蓄を進めている。



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