|
|
キユーピーが中国に3か所目の拠点設立へ 江蘇省でタマゴ加工品など展開
2015.04.25発行
キユーピー梶i三宅峰三郎社長―本社・東京都調布市)は、今年6月に中国3か所目の拠点となる「南通丘比食品有限公司」を、江蘇省南通市に設立する。 1993年に北京丘比食品有限公司、2002年に杭州丘比食品有限公司を設立したキユーピーは、中国でマヨネーズやドレッシングなどの調味料とジャムを中心に製造・販売し、2011年度に約50億円であった売上高は2014年度には約110億円に拡大。2015年度も前年比130%以上の成長を見込んでいる。 現在の中国の市場環境は、沿岸部を中心に食の洋食化や外食産業の発展が一段と進行し、ベーカリーショップやスイーツ店、各国料理の専門店など様々な業態やカテゴリーが新興していることに加え、物流網などのインフラも急速に発展していることから、この変化を好機ととらえて、中国での原料供給と新規カテゴリーの生産拠点として新たに「南通丘比食品有限公司」の設立を決めたもの。 資本金は約1億8000万元。工場の建設などを進め、2017年前半をめどに製造・販売を開始する予定。まずはマヨネーズの原料となる食酢と、新たな需要が見込まれるタマゴ加工品などを展開、将来的にはサラダ・総菜なども視野に入れて準備を進める。
ご質問、ご意見、相互リンク、広告の掲載等につきましては、info@keimei.ne.jpまで。
本社:〒104-0033 東京都中央区新川2-6-16
TEL 03(3297)5556 FAX 03(3297)5558
掲載のデータ、文章の著作権は鶏鳴新聞社に属します。
|
|