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トウモロコシ9月生産予測 上方修正 米農務省 2014.09.25発行 米農務省(USDA)は9月11日、世界農産物需給予測月報(WASDE)を公表し、今穀物年度(14年9月〜15年8月)の米国産トウモロコシの生産見通しを上方修正した。農家販売価格は、前月予想を35〜45セント下回る1ブッシェル3.2〜3.8ドル(前年度比21%安)に下がり、FOB価格とフレートも前年同期を下回っているが、為替は円安傾向が進んだ中で、10月以降の飼料価格の値下げ幅が注目されている。 今年度の世界のトウモロコシ生産量は、前月予想に比べて213万トン多い9億8752万トン、消費量も202万トン多い9億7069万トン、期末在庫率は0.2ポイント増(前年度比1.6ポイント増)の19.6%に上方修正した。 米国のトウモロコシについては、1エーカー当たり単収は前月比4.3ブッシェル増(前年度比12.9ブッシェル増)の171.7ブッシェル、生産量は前月比3億6300万ブッシェル増(前年度比4億7000万ブッシェル増)の143億9500万ブッシェル(約3億6565万トン)、輸入と在庫を合わせた総供給量は156億700万ブッシェル(約3億9643万トン)に達し、いずれも史上最高。 国内消費量は前月比1億4500万ブッシェル増(前年度比1億8000万ブッシェル増)の118億5500万ブッシェル(約3億113万トン)、輸出量は前月比2500万ブッシェル増(前年度比1億7500万ブッシェル減)の17億5000万ブッシェル(約4445万トン)、期末在庫は前月比1億9400万ブッシェル増(前年度比8億2100万ブッシェル増)の20億200万ブッシェル(約5085万トン)で、04/05年度以降で最も多くなる。 期末在庫率は前月比1.2ポイント増(前年度比6ポイント増)の14.7%。1ブッシェル当たり平均農家販売価格は、前月比35〜45セント安(前年度比65〜125セント安)の3.20〜3.80ドルの予想となっている。 世界の大豆生産量は、前月予想に比べて644万トン多い3億1113万トン、輸出量は208万トン多い1億1540万トン。世界の大豆ミール生産量は94万トン多い1億9872万トン、輸出量は16万トン多い6458万トンに上方修正した。 米国産大豆の単収は前月比1.2ブッシェル増(前年度比3.3ブッシェル増)の46.4ブッシェル、生産量は前月比9700万ブッシェル増(前年度比6億2400万ブッシェル増)の39億1300万ブッシェル(約1億649万トン)で、いずれも史上最高。 輸出量を合わせた総消費量は前月比4200万ブッシェル増(前年度比2億400万ブッシェル増)の35億8300万ブッシェル、期末在庫は前月比4500万ブッシェル増(前年度比3億4500万ブッシェル増)の4億7500万ブッシェル(約1293万トン)、期末在庫率は前月比1.2ポイント増(前年度比9.5ポイント増)の13.3%、農家販売価格は、前月比35セント安(前年度比2〜4ドル安)の9.00〜11.00ドルの予想となっている。
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