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内閣総理大臣賞の横田氏(肉用鶏経営) 平成25年度の農林水産祭
2013.11.05発行
農林水産省は10月17日、平成25年度農林水産祭の天皇杯、内閣総理大臣賞、日本農林漁業振興会会長賞の受賞者を発表し、養鶏関係では長崎県南島原市で肉用鶏農場を営む横田清廣・サチ子夫妻が内閣総理大臣賞を受賞した。 横田夫妻は昭和52年に就農し、平成2年にブロイラー専業に転じたが、直後に雲仙普賢岳の噴火による被災で自宅と鶏舎が立ち入り禁止区域となり、一時廃業した。平成5年に強い理念を持って経営を再開して以降は、中長期計画に基づいて着実に規模を拡大。現在は2人の後継者と共に高い経営能力や飼養技術によって、好成績のブロイラー生産農場となっている。 九州地域の養鶏場や、東北や北海道から訪れた養鶏関係者に飼養技術をアドバイスするほか、平成23年に13万羽を飼養して3億円以上の売上高を上げ、24年には17万羽に規模を拡大するなど、(1)被災からの復興(2)高い飼養技術(3)2人の後継者と共に働きやすい就農環境を実現(4)地域との共存共栄――といった特色が高く評価され、平成24年度全国優良畜産経営管理技術発表会で最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞していた。 各受賞者は、11月23日に東京都渋谷区の明治神宮会館で開かれる農林水産祭式典で表彰される。
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