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処理禁止の1位は削痩・発育不良 平成23年度の食鳥検査 2013.03.25発行 厚生労働省が公表した平成23年度の食鳥検査羽数(大規模食鳥処理場158場分、確報)によると、検査羽数の合計は前年度比0.7%増の7億1824万8236羽であった。 このうち、ブロイラーは2.1%増の6億4039万5125羽、成鶏は6.3%減の7745万5097羽、あひるは30.0%増の39万8008羽、七面鳥は6羽(前年度は0羽)であった。 ブロイラーの検査羽数の上位県は、(1)鹿児島県1億2633万6659羽(全体の19.7%)(2)宮崎県1億2587万1270羽(同19.7%)(3)岩手県9700万7759羽(同15.1%)(4)青森県4276万8964羽(同6.7%)(5)北海道3328万7237羽(同5.2%)――の順。 ブロイラーの食鳥検査による処理禁止は前年度比12.2%減の312万7023羽、全部廃棄は6.3%減の530万7975羽、一部廃棄は8.3%減の1721万2449羽。 ブロイラーの処理禁止の要因は「削痩および発育不良」が64.4%を占めて最も多く、次いで「変性」11.3%、「腹水症」11.3%、「炎症」6.2%、「放血不良」4.0%。全部廃棄では「大腸菌症」が47.4%を占めて最も多く、次いで「腹水症」13.2%、「炎症」12.4%、「削痩および発育不良」10.1%、「変性」9.2%。一部廃棄では「炎症」が86.4%を占め、次いで「出血」6.7%、「変性」5.6%であった。 成鶏の検査羽数の上位県は、(1)茨城県1789万4312羽(全体の23.1%)(2)鹿児島県1292万2497羽(同16.7%)(3)愛知県739万9013羽(同9.6%)(4)群馬県512万5485羽(同6.6%)(5)青森県509万227羽(同6.6%)――の順。 成鶏の食鳥検査による処理禁止は前年度比19.6%減の68万2578羽、全部廃棄は0.3%増の54万3306羽、一部廃棄は9.3%減の40万4956羽。 成鶏の処理禁止の要因は「削痩および発育不良」が34.9%を占めて最も多く、次いで「腹水症」20.3%、「炎症」12.6%、「外傷」11.7%、「放血不良」10.9%。全部廃棄では「腫瘍」が33.7%を占めて最も多く、次いで「炎症」24.5%、「削痩および発育不良」11.6%、「腹水症」9.7%、「その他(その他の疾病)」5.5%。一部廃棄では「炎症」が38.3%を占め、次いで「出血」28.5%、「腫瘍」10.6%、「その他(その他の疾病)」6.9%、「変性」6.8%であった。
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