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6次産業化認定 養鶏関係は12件 平成24年度の3回目 2013.03.15発行 農林水産省は2月28日、6次産業化法に基づく今年度3回目の認定事業221件を公表した。認定された本紙関係12件の概要は次の通り。 ▽(株)永光農園(札幌市)=自社生産の平飼い有精卵を活用したロールケーキやシュークリームなどの新しい洋菓子を開発し、直売店などで販売して収益向上と農業経営の改善を図る。 ▽(株)藤の里農場(山形県鶴岡市)=やまがた地鶏のハムやもつ煮、スープなどの新商品を開発し、スーパーで対面販売して経営全体の改善を目指す。 ▽(株)ひたち農園(茨城県常陸大宮市)=自社生産の『奥久慈卵』を活用した冷凍厚焼き卵や人形焼きなどの商品開発と販路拡大により、経営の多角化を図る。 ▽上野勝氏(東京都西多摩郡瑞穂町)=自家生産の鶏卵と小麦を使った生菓子、焼き菓子を製造販売し、経営の安定化を図る。 ▽社会福祉法人くりのみ園(長野県上高井郡小布施町)=自農園で生産した有精卵や大豆などを使った新商品を、新たに導入する移動販売車で販売し、ブランド化を図る。 ▽(株)山下鶏園(三重県松阪市)=生産施設を更新し、地元三重県産の飼料米を活用した、より付加価値の高い鶏卵を生産すると同時に、卵の加工施設と有人直売施設を導入し、地元の高校とも連携して味付け卵、だし巻き卵などを開発、販売する。 ▽(株)芦田ポートリー(兵庫県丹波市)=鶏卵と鶏肉を使ったカステラ、シュークリーム、プリン、ケーキ、スイートポテト、だし巻き卵、味付け卵、ゆで卵、マヨネーズ、鶏がらスープ、鶏そぼろ、ハム、ソーセージなどを開発、製造、販売し、収益向上と経営改善を図る。 ▽太田養鶏場(和歌山県有田郡湯浅町)=あひるのロース肉、もも肉、湯浅醤油漬けロースなどの加工品を、消費者への直販も含めた新たな販路で販売することで、経営を多角化、高度化し、経営改善を図る。 ▽(有)小川養鶏場(鳥取県西伯郡大山町)=『さくらたまご』を活用したスイーツなどの新商品を開発し、新店舗の開設による「たまご屋工房」のブランド化を通じて経営の安定化や経営拡大、地域活性化のための雇用創出を図る。 ▽(株)三瀬商店(愛媛県八幡浜市)=脂の乗りが良く、ぷりぷりとした適度な噛みごたえとコクのある『媛っこ地鶏』の特徴を生かし、むね肉の薫製や鶏がらスープのラーメンなどの新商品を開発、販売し、経営基盤の強化と地域産業、地域経済の活性化を目指す(促進事業者は、ひじかわ特産開発(株)、マルシン食品(株)、城川開発公社) ▽(有)ニシモト(高知県高知市)=加工施設を備えた直売店舗を新設し、自社の鶏園の卵を活用した菓子類を開発、製造、販売する。独自の特殊飼料を鶏に与えて特殊卵を開発し、売り上げの向上と経営の安定化を図る。 ▽(株)ロケットの島から(鹿児島県熊毛郡南種子町)=自社生産の『インギー若どり』『インギー地どり』のブランド鶏卵、鶏肉および加工品を開発、販売を通じて、付加価値の向上と売り上げ増を着実に実現させ、経営の改善と安定化、地域の活性化を図る。
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