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猛暑でも品質は良好 都卵協の鶏卵品質検査結果 2012.09.25発行 (社)東京都卵業協会(山田昇会長)の検査部(原島良男部長)は9月10日、JA全農たまご(株)本社で8月19日に実施した鶏卵品質検査(卵重、ハウユニット、卵黄色)の結果を公表した。 検査は、都卵協の会員らが購入したレギュラー卵Lサイズ17パックと特殊卵19パックを、エッグマルチテスタを使って実施した。 平均卵重はLサイズが前年並みの65.9グラム、特殊卵が前年比0.6グラム減の62.3グラム。ハウユニットの平均はLサイズが2.0ポイント増の70.8、特殊卵が2.5ポイント増の75.2で、USDAランクの平均はLサイズがA、特殊卵はAAであった。卵黄色の平均はLサイズが0.4ポイント増の12.2、特殊卵は0.1ポイント減の12.8であった。 購入場所の温度帯は、レギュラー卵は室温が11パック、冷蔵が6パック。特殊卵は室温が10パック、冷蔵が9パック。特殊卵で個卵重表示がないものが1パックあったほか、保証重量表示があるのは1パックのみであった。賞味期限はすべてのパックで表示され、産卵日を併記したものがレギュラー卵と特殊卵でぞれぞれ1パック、パック日を併記したものがレギュラー卵と特殊卵でそれぞれ1パックずつみられた。 原島良男検査部長は「最高気温が35度C前後の猛暑が連日続き、品質の低下が予想されたが、ハウユニットの数値がレギュラー卵、特殊卵ともに昨年より多少良好だった。賞味期限の日付が短い卵ほど、一部を除き、数値が良くなかったのは当然の結果だと思う。 毎年、卵の品質、個卵重、保証重量表示の検査を継続することは、都卵協にとって重要なことだと思う」と総評した。
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