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養鶏研究大会に約300人 日鶏協・関東甲信越地域協議会 2012.07.15発行 (社)日本養鶏協会関東甲信越地域協議会(会長=磯ヶ谷正徳栃木県養鶏協会会長)は6月27日、群馬県渋川市伊香保町の福一で平成24年度の養鶏研究大会を開き、同地域の養鶏関係者ら約300人が出席した。 群馬県養鶏協会の堀田隆副会長が司会を務め、開催県を代表して同協会の高井英郎会長が「群馬県は人口200万人の海のない県で、耕地は標高10メートルから1400メートルの間に分布し、その標高差を生かして多様な農業が展開されている。農業産出額の1位は豚、次が生乳、キャベツ、きゅうりの順で、鶏卵は5位である。米は全体の8%しかなく、畜産と畑作の農業形態になっている。 観光面では赤城、榛名、妙義の上毛三山に代表されるように山が多く、全国に名の通っている温泉もたくさんある。食べ物では焼き饅頭が群馬独特で、八木節が代表的な民謡である。おもしろいところでは、柳生新陰流流祖の上泉伊勢守は群馬の人である。 ここ伊香保温泉には59軒の旅館・ホテルがあり、会場の福一は400年以上の歴史を持つ、伊香保を代表するホテルである。明日の朝、時間がある人は、石段の一番上にある伊香保神社を参拝されてはいかがでしょうか」などと多数の出席者を歓迎した。 日本養鶏協会関東甲信越地域協議会の磯ヶ谷正徳会長は、開催の準備に尽力した群馬県養鶏協会の関係者と協賛各社・団体に謝意を表し、「本日は年に一度、生産者や関係業界の皆さんが一堂に会して、講演会では新しい情報や知識を吸収し、情報交換会ではお酒を飲みながら親睦を深めていただく貴重な機会である。日頃の忙しさから少し離れて、よく学び、よく遊んで実り多き大会にしてほしい。 我々の業界を取り巻く環境は皆さんご承知の通りである。いろいろな多くの問題を抱えているが、生産者1人ひとりができることには限りがある。問題を解決するには、やはり業界が一致団結して対処していかなければならない。次の世代の若者たちが安心して飛び込める、魅力ある業界になればと願っている」などとあいさつした。 多数の来賓を代表して日本養鶏協会の島田英幸専務理事、農林水産省生産局畜産部畜産振興課の谷口康子課長補佐、群馬県農政部畜産課の小茂田匡央次長が祝辞を述べて講演会に移り、群馬県畜産試験場の後藤美津夫独立研究員が「鶏種別能力比較試験の検定成績について」、東京農業大学の堀口恵子客員教授が「消費者が買いたい卵とは」と題して講演した。 群馬県養鶏協会の井上智司副会長の閉会の言葉で大会を終えた。 【日本養鶏協会関東甲信越地域協議会の養鶏研究大会であいさつする磯ヶ谷正徳会長】
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