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共和機械、斬新な新型ファームパッカー開発 2012.06.05発行 共和機械(株)(友末琢磨社長―本社・岡山県津山市河面375)は、このほど従来機とは全く異なる方式を採用した新型のファームパッカー『FP6―420』(最大処理能力=毎時4万2000卵)を開発した。 同社は2010年11月ごろから、(1)メンテナンスが容易でシンプルな構造(2)処理能力の向上(3)卵にやさしい機械――を目指して新型ファームパッカーの開発に着手し、6列で搬送される横向きの卵を、複雑な機構を用いずに縦向きに変換しつつ、1列ごとに原卵トレーに充填する方式を開発。トレーの搬送コンベアを、卵の搬送方向に対して斜めに設置することで、卵の間隔(ピッチ)を原卵トレーのピッチに変換することを可能とした(特許申請中)。 このため、従来機のように卵をつかむなどして原卵トレーに移し替える動作工程が不要となり、卵に対して急加速や急減速を行なう機構のないシンプルな構造になった。また、卵を縦向きに変換してからトレーに載せるまでの落差を小さくすることにより、落下加速により生じる衝撃を抑える構造としている。 同機種の開発の経緯について友末琢磨社長は「トレーのコンベアを斜めに設置するアイデアにより、これまでにない斬新な構造のファームパッカーとなった。 セールスポイントとしては機構がシンプルで、メンテナンスが非常に容易で、かつ従来機に比べて高い処理能力が期待できる点にある。 6月に開催される展示会を通じて、全国のお客様から実際に設備を使う上で求められる様々なご意見をうかがい、機械仕様に関する最終的な詰めを行ない、より多くのユーザー様の支持を得られるファームパッカーに仕上げたい」と話している。 新型ファームパッカー『FP6―420』は、6月6〜8日に名古屋市で開かれる国際養鶏養豚総合展2012での展示を予定している。 問い合わせは同社(電0868・26・6600、F0868・26・6608)へ。 【新型ファームパッカー『FP6−420』】
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