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食品中の放射性物質 農水省が新基準順守で通知
2012.05.15発行
農林水産省は4月20日、一部のスーパーや食品メーカーなどが実施している食品中の放射性物質の自主検査について、今年4月に厳格化された食品衛生法の新基準値に基づいて安全性を判断するよう、食品業界の各団体に通知した。食品メーカーやスーパーなどの流通企業による自主基準によって、過剰な規制と消費段階での混乱を避けるのが目的。 通知では、自主検査を実施している食品産業事業者に(1)科学的に信頼できる分析結果を得るために、厚労省登録検査機関や、それと同等の体制を整備した分析機関に検査を依頼すること(2)自主検査においても、食品衛生法の新基準値(一般食品は1キログラム当たり100ベクレル、牛乳と乳児用食品は50ベクレル、飲料水は10ベクレル)に基づいて安全性を判断すること――を求めている。
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