|
ホーム | トップ記事 | ニュース | 新製品 | 特集 | 統計 | リンク | 鶏卵相場(全農) | おくやみ | イベント情報 |
|
ワンタッチで開封可能な「ファミリートレイ」 日本モウルド工業が11月に発売 2011.10.25発行 日本モウルド工業(株)(石原昭社長―本社・愛知県安城市三河安城町2−20−1)は、贈答用や持ち帰り用に最適だと好評の20個入りのモウルド「ファミリートレイ」をワンタッチで開封できるようにリニューアルし、11月1日から発売する。 これまでの「ファミリートレイ」は、卵を載せるモウルドと、フタとなるPETを輪ゴムやホチキスなどで留めていたが、卵を載せるモウルド短辺部に2か所のフック、フタとなるPET短辺部にも2か所のフック穴を付け、ワンタッチで開封できるように改良(特許出願中)したもので、輪ゴムで縛るなどの手間が不要になった。 また、フタとなるPETの側面の一部をフラット加工に変更。これまでは卵の特長などを表示するには、インパックラベルしか利用できなかったが、PETのフタに直接、印刷したシールを横貼りできるようにしたほか、冷蔵庫に保管した際にモウルド部分が柔らかくならないように、材質を強化したため、段重ねも可能になった(180度回転させて積み上げた方が荷重による破卵をより低減できる)。 日本モウルド工業は、鶏卵輸送容器の専門メーカーとして昭和31年に創業以来、鶏卵業界と共に発展してきた。最近では、家庭用、業務用、贈答用など、各種パルプモウルド製品の開発にも積極的に取り組み、鶏卵容器の多様化に対応するとともに、青果物パックや工業部品緩衝材の分野にも進出し、着実に実績を積み重ねている。 同社の加藤常夫取締役営業本部長は、今回のファミリートレイのリニューアルについて、「3Lまでの卵をフリーサイズで20個入れることができるファミリートレイは、贈答用に好評をいただいていたが、難点は輪ゴムなどで留めるひと手間がかかったこと。今回、社内のプロジェクトチームで改良に取り組み、ワンタッチで開封でき、シールも直接横貼りできるようにした。これにより、さらに便利になったことから、年末年始の贈答用などに大いに利用していただきたい」と語っている。 【モウルド短辺部とPETフタ短辺部のフック穴によりワンタッチで開封が可能に(上)。価格シールの貼付も可能。製品の積み上げは180度回転で(下)】
|