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オイスカ四国三豊支局がアンコールワットで植林 シハモニ国王が善意に感謝 2006.03.05発行 (株)森孵卵場(本社・香川県観音寺市大野原町大野原1834)の森英雄社長は、植林ボランティアのため昨年11月にカンボジアを訪れ、首都プノンペンの王宮でノロドム・シハモニ国王に謁見した。 森社長は、“農業を通じた人づくり・国づくり”を目指して、アジア太平洋地域の国々で農村開発協力や人材育成、環境保全、国際理解・教育などを行なう(財)オイスカのボランティア活動に参加している。 森社長が会長を務めるオイスカ四国三豊支局では、交友のあるカンボジアのリ・トッチ元農業開発大臣から、不法な伐採や焼き畑農業によって森林資源が枯渇して、世界遺産「アンコールワット」の遺跡の荒廃が進んでいることを聞いたため、17年度の総会で、アンコールワット周辺での植林を五年計画で実施することにしたもの。 昨年11月19日から24日の日程で行なった「アンコールワット植林ツアー」はその第1弾で、森社長は一行19人の団長として参加した。現地では、カンボジア政府の関係者や付近の住民、子供たち約五百人とともに、約4,000本の苗木を植えた。カンボジア政府などは植林ツアーに大歓迎し、植林地を「オイスカ森林公園」と命名したほか、リ・トッチ元農業開発大臣の配慮によって、一行19人のシハモニ国王への謁見が実現した。 森社長は「シハモニ国王にお目にかかり、団長としてあいさつする機会に恵まれ、誠に光栄であった。緊張も極致に達した状況で『私たちは今後五年間植林を続け、アンコールワット周辺の緑の復活に一役買いたい』と申し上げると、『皆さんの善意に感謝し、日本とカンボジアの友好関係がさらに深まることを願います』とのお言葉を賜った。小さいながら穏やかで、心に染み入るようなお声であった。全員での記念撮影になっても、口の中はカラカラで、なかなか心臓の鼓動が治まらなかった。太平洋戦争もはっきり記憶にある私であるが、生涯最大の緊張のひと時であった。この場で死んでもいいとまで思ったほど感動した」と、謁見した感想を語っていた。 【シハモニ国王(右)から感謝の言葉を受ける森英雄氏(左)】
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