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ユビキタスIDコードを卵殻に印字 トレサビシステムが札幌で実用化
2006.02.05発行
東洋インキ製造(株)(佐久間国雄社長―本社・東京)は、このほど生活協同組合コープさっぽろ(松村喬理事長―本部・札幌市)、ユビキタスID(株)(富山広己社長―本社・東京)と共同で、ユビキタスIDコード(UCODE)をインクジェット用可食インキを使って卵殻に直接印字するトレーサビリティシステムを開発し、去る12月22日からコープさっぽろが販売する鶏卵で実用化した。 卵殻に賞味期限を印字するシステムはすでに実用化されているが、コンピュータネットワークによってインクジェット印字機器を直接制御して、ユビキタスIDコードを卵殻に印字するトレーサビリティシステムの実用化は、今回が初めて。平成17年度は(株)鈴木農園(鈴木秀巳社長―本社・函館市)と(株)ホクリヨウ(長内大介社長―本社・札幌市)が生産する鶏卵でシステムを運用し、十八年度からはホクレン農業協同組合連合会(本所・札幌市)も参加する。 今回実用化されたトレーサビリティシステムは、卵殻に印字された5ケタの数字をコープさっぽろのホームページに入力すると、パック詰めしたGPセンターや生産農場、鶏舎、鶏の育成農場、成鶏移動日、使用した飼料、鶏種などの生産情報を検索できるもので、携帯電話での利用も可能とのこと。
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