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養鶏は2.7%増の6,180億円 鶏卵3,716億円、食鶏2,464億円 16年の産出額
2005.10.05発行
農林水産省は9月22日、平成16年の農業総産出額(概算)をまとめた。畜産などの産出額は価格の上昇によって増加したものの、米の産出額が価格の低下によって減少したため、総産出額は8兆7,863億円で、前年に比べ0.8%減少した。 畜産部門の産出額は、前年を5.4%上回る2兆4,547億円(構成比は27.9%)であった。 畜種別では、鶏は6,180億円(構成比は7.0%)で、前年に比べ2.7%増加した。これは、鶏卵の生産量は15年からの価格の低迷や、16年初めに発生した鳥インフルエンザによって減少したものの、16年後半から価格が上昇して産出額が増加したため。鶏卵は前年比7.6%増の3,716億円(同4.2%)、食鶏(ブロイラーと成鶏)は同3.8%減の2,464億円(同2.8%)であった。 肉用牛の産出額は、輸入量の減少によって価格が上昇したために同11.1%増の4,446億円(同5.1%)、生乳は生産量が減少したために同0.9%減の6,878億円(同7.8%)、豚は輸入牛肉の減少による代替需要で価格が上昇したために同14.2%増の5,335億円(同6.1%)であった。 米の産出額は、生産量は増加したものの、価格が低下したために前年比14.4%減の2兆40億円(同22.8%)、野菜は台風などの影響で生産量は減少したものの、秋冬産の価格が上昇したことなどから、同3.3%増の2兆1,653億円(同24.6%)であった。
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