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鶏卵の自給率は95%、鶏肉は2ポイント増の69% 16年度食料需給表 2005.08.25発行 農林水産省が8月10日に公表した平成16年度の食料需給表によると、カロリーベースの総合食料自給率は7年連続で40%であった。品目別では、鶏卵の自給率は前年度を1ポイント下回る95%、鶏肉は2ポイント上昇し、69%になった。 平成16年度の国民1人・1年当たり供給純食料は、国内外でBSEや鳥インフルエンザが発生した影響により、牛肉や鶏肉などの肉類が減少した。魚介類も不漁により漁獲高が減少したほか、野菜や米も従来からの傾向が継続し、減少した。一方、牛肉の代替需要などで豚肉、豆乳の需要増に伴う大豆などが増加した。 国民1人・1日当たりの総供給熱量は、前年度を1%下回る2,562キロカロリー、供給たん白質は同0.9%減の83.7グラム、脂質は同2.4%減の81.6グラムになった。この結果、わが国の総合食料自給率は前年度と同じ40%で、平成10年度以降、7年連続の横ばいになった。 品目別自給率によると、肉類全体の自給率は前年度を1ポイント上回る55%であった。このうち鶏肉は同2ポイント増の69%、牛肉は同5ポイント増の44%、豚肉は同2ポイント減の51%。鶏卵は同1ポイント減の95%であった。 鶏肉の国内生産は124万2,000トン(前年度比100.2%)、輸入が56万1,000トン(同95.9%)、輸出が1,000トン(同33.3%)で、国内消費仕向け量は180万5,000トン(同97.7%)であった。 鶏卵の国内生産は246万2,000トン(同97.5%)、輸入が13万4,000トン(同121.8%)、輸出が1,000トン(同50%)で、国内消費仕向け量は259万5,000トン(同98.6%)であった。 国民1人・1年当たりの供給純食料は、鶏肉は前年度を0.3キログラム下回る9.8キログラム、牛肉は同0.6キログラム減の5.6キログラム、豚肉は同0.5キログラム増の12.1キログラム、鶏卵は同0.2キログラム減の16.5キログラムなどであった。
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