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マヨネーズが安い 鶏卵、鶏肉も割安が多い 5都市の内外価格差
2005.08.15発行
農林水産省は7月25日、平成16年11月時点での東京と海外主要五都市(ニューヨーク、ロンドン、パリ、ジュネーブ、シンガポール)の食料品小売り価格調査の結果をまとめた。鶏肉や鶏卵などの畜産物やキャベツ、レタスなどの生鮮野菜など、共通29品目の小売り価格を調査したもの。 東京を100として比較した内外価格差は、パリ(93)は前年に比べ4ポイント縮小したものの、ニューヨーク(87)とロンドン(78)では5〜6ポイント拡大した。ジュネーブ(129)は東京より割高で、日本の割安感が7ポイント拡大した。 農水省は、野菜を中心とした東京の生鮮食料品の価格が、天候不順などによって平年に比べて大きく上昇した反面、欧州諸都市の為替レートが、前年の調査時に比べ円安に振れたことなどが要因とみている。 品目別では、東京の鶏肉(むね肉)100gの価格は98円(前年同月比99.0%)で、シンガポールを除き東京が割安。昨年高騰した鶏卵Lサイズ10個の価格は236円(同120.4%)で、シンガポールとニューヨークを除き東京が割安であった。 牛肉(ロース)100gの価格は377円(同99.5%)、豚肉(かた肉)100gの価格は155円(同96.9%)で、いずれもジュネーブを除き東京が2〜5割高。マヨネーズ500gの価格は284円(同98.3%)で、いずれの都市に比べても東京が割安であった。
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