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イソマルトオリゴ糖にアレルギー性鼻炎改善効果 昭和産業
2005.06.05発行
昭和産業(株)(福井茂雄社長―本社・東京)は、5月14日に東京・世田谷の東京農業大学で開催された日本栄養食糧学会で、イソマルトオリゴ糖にアレルギー性鼻炎を改善する効果があることを動物実験で確認した、と発表した。 同報告は、九州大学・生体防御医学研究所(感染防御研究センター感染制御学分野)の吉開泰信教授との共同研究で明らかにしたもの。 イソマルトオリゴ糖は、イソマルトースやイソマルトトリオース、パノースなどを主な構成成分とするオリゴ糖の総称。天然には味噌や清酒、醤油などの発酵食品や蜂蜜などに含まれる。 昭和産業は、イソマルトオリゴ糖に腸内のビフィズス菌数を増加させて腸内環境を改善する効果があることを確認し、特定保健用食品の許可を得ている。さらに昨年、イソマルトオリゴ糖が生体の免疫機能を増強し、日和見感染に対する抵抗性を向上させることを動物実験で確認している。 今回、イソマルトオリゴ糖を添加した飼料で飼育したマウスを用いた動物実験で、アレルギー性鼻炎の改善効果を確認したことについて同社では、花粉症やハウスダストなどによる通年性鼻炎などのアレルギー症状を改善する効果が期待されることから、今後もイソマルトオリゴ糖の健康機能について研究を継続し、企業理念である「人々の健康で豊な食生活への貢献」を追求していきたい――としている。
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