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生産部門で初のSQF認証取得 日本ホワイトファーム宮崎事業所
2005.01.25発行
日本ハム(株)(藤井良清社長―本社・大阪市)は、鶏肉および豚肉を国内で肥育・生産・処理する関係会社において、食品が外部の基準に従い生産・処理され、取り扱われたことを保証する国際規格「SQF」の認証取得に、かねてから取り組んでいたが、昨年11月に日本ホワイトファーム(株)宮崎事業所で取得したと発表した。 同社は今後2005年度を目処に、鶏肉および豚肉を国内で肥育・生産・処理する関係会社全事業所において、SQF認証取得を目指すことにしている。 SQF1000を取得したのは、日本ホワイトファーム(株)宮崎事業所の生産部(ブロイラー農場、宮崎県日向市美々津町)、SQF2000を取得したのは同事業所の食品工場(鶏肉処理加工工場、宮崎県日向市美々津町)。第一次生産者が対象の「SQF1000」を取得したのは、同事業所が国内では初めて。 SQF(Safe Quality Food)とは、「安全で高品質な食品」の意味で、食品の安全性を確保するためのHACCPと、品質マネジメント規格であるISO9000シリーズの両者を併せ持ったシステムであり、(1)危害分析による危害因子の低減(2)作業基準・作業手順の標準化で品質の安定と高品質化の実現(3)作業者教育による安全・品質意識の高揚(4)システムの維持管理監査による継続的・発展的システムの定着――などを実行することによって、お客様の安心と信頼を得ようとするもの。 SQF1000は第一次生産者を特定して設計された規程、SQF2000は食品製造業および流通産業にわたり幅広い分野に向けての規程。
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