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地鶏肉の部位表示の規定を設ける 農林物資規格調査会の部会

2004.11.15発行
 農林水産省は11月4日、農林物資規格調査会の部会を開き、地鶏肉や豆乳類、煮干魚類と同粉末の日本農林規格(JAS)の見直し案を協議し、同調査会総会の了承を得て改正することにした。
 このうち特定JASの現行地鶏肉の規格では、適用の範囲をもも正肉やむね正肉などを想定した「鶏肉」としていたが、今後は部位を明確にし、ささみ(すじなしを含む)、こにく、かわ、あぶら、きも(血ぬきを含む)、すなぎも(すじなしを含む)、がらなども表示できることに改める。これにより「○○地鶏肉のもも正肉」に加え、「○○地鶏肉のきも」などの表示が可能になる。また、品質保持期限の用語を賞味期限に統一する。
 このほか、東京都畜産会や鰍スまひでから「東京しゃもは、現行の飼い方では特定JAS地鶏肉の認定が難しく、伝統的なしゃも肉の味を残すために別枠の飼い方を認めるか、平飼い項目をはずしてほしい」との要望が出された。これについては、事務局(農水省)でさらに検討し、部会に諮ることにした。



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