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ハイパーヒートオープンを発売 前川製作所 2004.11.15発行 (株)前川製作所(岩出功社長―本社・東京)は、150〜300度Cの高温域で調理・殺菌する連続式加熱装置「ハイパーヒートオーブン」を10月から発売した。 同機は、大量の製品をインラインで連続的に流す食品工場に適している。特長は次の通り。 (1)加熱・殺菌時間の短縮=食品表面での蒸気の凝縮潜熱と高温雰囲気を利用するため、初期昇温速度が速く、短時間で高温加熱ができ、ムラのない調理・瞬間殺菌ができる。 (2)高効率伝熱=水蒸気凝縮、対流伝熱、放射伝熱を効果的に組み合わせているため、高い伝熱効果が得られ、食品の表面殺菌(大腸菌を99.9%以上殺菌)のほか、食品をふっくら・おいしく調理できる。 (3)簡素で小型な装置=常温で運転できるため、装置を簡素化できる。また、熱容量が空気加熱の場合に比べ2倍であるため、装置を縮小化できる。 (4)製品の品質保持=短時間の高温加熱のため、製品の水分量変化や品質劣化がほとんど起きない。また、チャンバー内は低酸素状態になるため、油脂の酸化・ビタミンの破壊は抑制され、製品の保存性(日保ち)が向上し、食品の退色防止にも効果がある。 (5)幅広い用途=チャンバー内温度を任意の点に制御することによって、各種の食品・粉体・医療機器などの表面殺菌、ファミレス用セントラルキッチン、各種食品(惣菜・卵焼き・ウインナーなど)の調理(焼成・加熱・乾燥)、ブランチング、トマトの皮むきなど各種の工場や、幅広い用途への適応が可能。 標準価格は仕様にもよるが、1台約2千万円。問い合わせはマエカワ・フード・プロセス・エンジニアリンググループ(電03・3642・8561)の稲葉氏まで。
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