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京都で「たまご研究会」が発足

2004.09.05発行
 鶏卵のおいしさや調理加工技術、栄養機能、さらにはニワトリの免疫機能、発生機能、生理活性機能などを共に考える「たまご研究会」の第1回会合が7月28日、京都市下京区のぱるるプラザ京都で開かれた。
 同研究会は、京都女子大学の八田一助教授や、バイオベンチャー企業の(株)ファーマフーズ研究所(金武祚社長―京都市南区)らが、たまごの食品や化粧品、医学分野での研究者、さらにはたまごの研究の進展に興味を持っている人などに呼びかけて立ち上げたもの。今後、年1回程度会合を開き、情報交換や、連携しての研究などを行ない、たまごの秘密を解き明かすことにしている。
 第1回研究会には約80人が参加し、東京大学大学院農学生命科学研究科の清水誠教授が「ミルクとたまごの生理機能―合目的性に支えられたその神秘な特性」、京都女子大学家政学部食物栄養学科の八田一助教授が「エッグサイテイングなたまごの話」、松下電器健康保険組合松下記念病院の山根哲郎外科部長が「ピロリ抗体のヨーグルトを用いたクリニカルデータ」、早稲田大学教育学部の並木秀男教授が「インフルエンザ抗体バイオフィルター」、広島大学大学院生物圏科学研究科の松田治男教授が「我々のトランスジェニックチキン研究の戦略」、(株)ゲン・コーポレーションのアンドゥリュー・大和・ハンセン常務取締役が「日米におけるエッグビジネスの過去・未来」について講演した。
 講演では、卵の抗体を用いて感染防御機能を持つ受動免疫食品を作る道を開いた清水教授の研究発表をはじめ、すでに開発されているさまざまな機能性を備えた卵、鶏卵抗体を利用したピロリ抗体ヨーグルトのピロリ菌除菌効果、鶏卵抗体を活用したインフルエンザウイルスを不活化するバイオ抗体フィルターの開発、鶏や卵の活用によるバイオテクノロジーの発展の可能性など、非常に将来性のある話が数多く報告された。



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