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マイナスイオンの有効性を学ぶ 日本機能性イオン協会第3回シンポジウム
2004.05.25発行
機能性を有するイオンの究明・普及、商品開発の技術向上と安全性の推進を目的に活動を展開している日本機能性イオン協会(中江茂会長)は4月16日、東京・渋谷のFORUM8で第3回シンポジウムを開いた。 今回は「みんな知りたい!続々出てくるマイナスイオンの有効性!プラズマクラスターイオンに明日はあるのか?&ところでどうなった?JIS!!」をテーマに、大阪府立工業高等専門学校システム制御工学科の臼田昭司教授が「マイナスイオンと食品に関する研究」、玉川大学工学部の寺沢充夫教授が「マイナスイオンの生体への有効利用」、東京理科大学の中江茂教授が「空気中のイオン密度測定の規格化に向けて」と題してそれぞれ講演、関係者約70人が出席して熱心に聴講した。 この中で寺沢氏は「ラットで実験した結果、マイナスイオン環境では血糖値を下げ、さらに乳酸値を下げ、生体に良い効果をもたらすことが示唆された。また、居住家屋内のマイナスイオン環境におけるダニ数を調べた結果では、マイナスイオンエアコンを使用した五部屋の平均ダニ数は、使用しなかった部屋に比べて有意に少なかった」など、マイナスイオンが快適で安全な生産環境をつくり、健康を維持するのに役立つことを紹介した。 中江氏は、昨年11月に発表した空気中イオン密度測定法指針(案)を詳細に説明し、「世界に通用する測定データがない限り、世界に通用する技術も新製品も生まれてこない。すなわち測定する単位の指標が明確であることと、測定する方法が正確であることが重要である」と強調した。
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