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死鳥専用焼却炉を開発 九州精機
2004.04.05発行
熊本県玉名郡南関町の野中ファームの野中周一代表は、ブロイラー飼育一筋に28年になるが、このほど死鳥・廃鶏の処理ができる焼却炉を開発し、関係者の注目を集めている。 野中代表は、これまでもブロイラー飼育の現場で死鳥・廃鶏の処理に苦慮し、土中や堆肥に埋却したり、露天で焼却したりしてきたが、そのたびに野犬・野鳥(カラスなど)が農場に入ったり、作業が苦痛だったりして問題であったという。このため技術者の協力を得て、長く使えて壊れにくい鶏専用の焼却炉「LONG RUN」を開発したもので、現在では農場の環境もきれいになり、日常管理も楽になったという。 焼却炉の特長は(1)壊れにくい(構造がシンプルで、耐火レンガ、炉・排煙などに特殊鋼材を使い耐用年数を十年に設定)(2)安全である(国の構造基準に適合している)(3)焼却能力が高い(独自発想の炉内部形状で連続焼却型)(4)環境的にクリーン(無煙無臭・低騒音型で、炉内温度は温度センサーで800℃を維持)(5)ランニングコストが安い(助燃焼バーナーの適正化で燃料消費を抑えるほか、廃油などの点滴併用燃焼などにより低消費型)(6)衛生的でコンパクト(空冷式で冷却能力が高い。焼却灰は50分の1以下に)など。 詳細は(有)九州精機(電0968・72・5719)または野中ファーム(電0968・53・2138)へ。
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