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飛翔作戦(鶏卵市場加速化計画)を展開 中部商品取引所 2004.03.05発行 中部商品取引所(木村文彦理事長―名古屋市中区錦3―2―15)は、鶏卵市場の一層の加速化に向け、プロジェクト名を「飛翔作戦」と名付けた鶏卵市場加速化計画を2月25日からスタートさせた。 「飛翔作戦」は、計画開始に先立って同所職員から名称を募集し名付けたもので、「鶏卵市場が大きく羽ばたく」との願いが込められている。飛翔作戦の実施に合わせてイメージポスターも作成することにしており、鶏卵市場会員の外務員や報道関係者などからポスター標語を募集している。飛翔作戦の概要は次の通り。 1、当業者の会貝加入促進と中部商品取引所の組織体制の強化 鶏卵市場に当業者の積極的な市場参画をさせるためにも、同所の会員に加入していただくことが肝要であることから、積極的な会員加入を行なう。とりわけ紹介が重要であることから、個別具体的に実のある会員紹介運動を行なう。また、会員加入促進、会員サービスを充実させるため、所内の組織体制を整備し、受け皿としての強化を図る(組織の改変によるサービス部などの新設)。 2、当業者の取引参加促進 取引所会員としてのメリットであるヘッジを活用した取引の利用促進。 (1)定額会費の引き下げ 年額6万円(現行=年額12万円)、平成16年度から実施 (2)取引枚数に応じた定額会費相当分の割り戻し(平成16年4月〜9月) 一般会員が受託会員へ委託して行なった取引に対して、(A)6か月間で取引10枚以上=定額会費半期分50%相当(B)6か月間で取引100枚以上=定額会費半期分100%相当 3、受託会員に対する市場取引促進(実施中) 受託会員に対する鶏卵市場の取引促進策として、平成15年12月から鶏卵市場における取引に応じた石油市場の定率会費割引を実施中(基準などについては3か月ごとに見直し、充実を図る)。 4、中部鶏卵研究会の設置 鶏卵受託会員の実務担当者と当業者など業界関係者を交え、現在の鶏卵市場、また今後の鶏卵市場のあり方などについて意見交換するとともに、鶏卵市場を加速させるための方策などを検討し、極力実施に移していくものとする。 研究会メンバー=受託会員と鶏卵当業者など鶏卵取引に詳しい実務担当者 開催=毎月1回のぺースで研究会を開催する(第1回は平成16年1月13日、2回目を2月20日に開催した)。 5、情報提供 情報不足を補うため、鶏卵相場の特性、変動要因といった基本的な情報に加え、日々の相場動向、今後の相場見通しなどの情報を発信する。 (1)J−COMによる日々の相場変動要因に関する情報 (2)J−COMによる鶏卵業界関係者などの「相場見通し」などについてのコメントを掲載 (3)「鶏卵価格推移表」を毎月更新して鶏卵受託会員に継続的に発送(平成15年8月から実施中) (4)「週間タマゴ情報」の継続発行(実施中) 6、広報活動 鶏卵市場の認知、利用促進を図るため、幅広い広報、また鶏卵市場に対する意識改革を図るため、説明会などにおいてPR活動を実施する。 (1)業界紙、業界団体機関紙などへの記事素材などの提供と広告掲載 (2)加速化計画のポスターの作成 (3)業界有識者などによる講演会の実施(年2回程度) (4)業界団体へのPR (5)営業担当責任者懇談会の開催 7、「鶏卵取引キャンペーン」の実施の検討について 市場の加速化状況(4月〜6月の3か月間)を踏まえ、キャンペーン実施(第5次)の必要性について検討し、場合によっては夏から再度実施する。 8、その他 鶏卵市場を加速化させるため、所内にプロジェクトチームを結成し、対応していく。
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