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前年度より1円下げの168円 15年度卵価基金補てん基準価格 2003.05.05発行 注目されていた平成15年度の卵価基金の補てん基準価格は、全農系の(社)全国鶏卵価格安定基金は4月24日に、全鶏連系の(社)全日本卵価安定基金は4月25日にそれぞれ評議委員会、理事会を開き、理事長に一任。その後、農林水産省などとの折衝の結果、前年度より1円下げの168円にすることになり、両基金は農林水産省生産局長に承認申請し、受理された。 15年度の卵価基金の補てん基準価格について、全農、全鶏連などの生産者団体は、牛肉、豚肉、牛乳の畜産物価格がほぼ据え置きとなったことから、卵価基金の基準価格も前年度を下回らない水準を希望していた。 農林水産省は、ひなえ付け羽数の増加から、今年は鶏卵生産量の増加が見込まれ、卵価も前年をさらに下回ることが予想されるため、前年度並みの水準では補てん金支払いが多額になり、基金の財源が心配される――などとしていたが、最終的には前年度より1円下げの168円にすることになった。ただし、4〜6月の補てんが大幅になった場合は、年度途中での基準価格の引き下げ、さらには財源がなくなれば補てんの打ち切りもあるとしている。 鶏卵1キログラム当たりの積立金は前年度通りで、全農系の全国基金は生産者が5円、全農が75銭、経済連が50銭、農協が50銭。 全鶏連系の全日本基金は生産者が5円、全鶏連が75銭、鶏卵販売農協が1円。 高卵価月積み立ての基準は、基準価格プラス120円の288円で、 288円以上293円未満 1円 293円以上298円未満 2円 298円以上303円未満 3円 303円以上308円未満 4円 308円以上 5円 を積み立てる。 また、新規加入者の別途納付金は5円となっている。
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