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日本ハム 商品・販促説明会を開く OPEN品質を強調 2003.02.05発行 日本ハム(株)(藤井良清社長―本社・大阪市)は1月16、17の両日、東京・有明の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で『幸せな食創り―心新たに、お客様とともに』をテーマに、2003年商品・販促説明会を開いた。 会場は、「グループテーマ」と「商品・販促提案」の2つのゾーンに分かれ、商品を提案するゾーンは、商品カテゴリー別に「ミート」「デイリー」「生鮮素材・業務用」「コンシューマー総合販促」に分けて展示。グループテーマゾーンでは、お客様が知りたい情報をできるだけ開示し、お客様が求める開かれた食品づくりを実現しようとして取り組んでいる『OPEN品質』への取り組みを紹介していた。 OPEN品質のチキンのコーナーでは、日本ホワイトファームの担当者がパネルとVTRを使って、肥育の現場から生産・処理・流通に至るまで厳しい品質管理と徹底した衛生管理、さらには鶏病対策を実施して、安全で品質の高いチキンを生産していることを説明していた。 精肉の鶏肉コーナーでは、熟成むね肉を強力にアピールし、「カツレツ用」「味噌漬」「親子丼用」「唐揚用」などを、陳列やパックの仕方も合わせて提案していた。 鶏肉加工品では、一味マヨネーズ風ソースの付いた「てりマヨサラダチキン」「若鶏てりやき」、たっぷり野菜のすりおろしドレッシングが付いた「若鶏レモン&ペッパー」、キャベツがあればすぐできる「チキン南蛮」、直火で焼き上げた「ガーリックチキンのシーザーサラダ」など、バラエティに富んだ商品を展示し、試食コーナーを設けておいしさをアピールしていた。 会場の別室で行なわれた記者会見で藤井良清社長は、販促説明会の概要や今後の事業方針にふれ、「商品販促説明会を開催するかどうかの議論もあったが、信頼回復の場にするとのスタンスで開催することにした。お客様に可能な限りの情報提供をしていくことで、ベストパートナーとしての評価をしていただき、信頼回復につなげていきたい」とし、今後の業績については「12月までは、当初見通しを上回って推移しており、信頼回復の手応えを感じている。3月末決算でも、なんとか赤字を避けられるとの見通しも出てきた。グループ売り上げ1兆円、経常利益400億円という中期計画は挫折したが、59期からの3か年計画では完全復活を図って、日本で一番誠実な会社・グループと言われる企業を目指す」などと述べた。
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