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過熱蒸気式の温泉卵〜ゆで卵製造装置 エコノス・ジャパンが新発売 2003.01.05発行 (株)エコノス・ジャパン(星田真一社長―静岡県小笠郡菊川町吉沢491―1)は、このほど過熱蒸気式の「温泉卵〜ゆで卵製造装置」を開発した。 一言で温泉卵といっても、その仕上がり具合への要望はさまざまで、微妙な温度管理が必要である。同社が開発した装置は、幅広い温度帯で蒸気をコントロールすることで、トロトロの温泉卵から固ゆで卵まで、細かなニーズに対応する。 同社によると、「これまでの温泉卵の製造方法には、湯せん式と遠赤外線式があったが、湯せん式の場合は(1)多量の排水が発生し処理が必要(2)衛生上の管理が大変であるなど。一方、遠赤外線式の場合は(1)熱効率が悪い(ランニングコストが高く、装置寸法が大きい)(2)被射物から水分を奪う――といった欠点があった。これに比べて過熱蒸気式は、遠赤外線式よりもしっとりと、湯せん式よりも衛生的に加工処理できる」としている。 熱効率の良い過熱蒸気を活用したため、装置寸法は全長約3メートル×幅約1メートルと、大変コンパクトなサイズで、温泉卵の生産能力は1時間当たり4,000〜5,000卵(状態にもよるが、加工時間は8〜10分程度)。多層コンベア方式を採用しているため、メンテナンスも容易である。 生産は、アメリカントレーのまま投入できる手軽さで、卵をトレーに載せたまま加熱するため、投入に当たっての卵の移し変えは必要なく、設定装置もタッチパネル入力で簡単にできる。 また、オプションで「スーパースチーマ過熱蒸気」での卵殻の表面殺菌装置も組み込みが可能で、より安全・安心な卵製品が生産できる。 同社では「温泉卵とゆで卵の両方を生産したい」「生産ラインを設けたいが、スペースがない」といったニーズに応えた卵加工製造装置である――としている。 詳細は同社(電0537・35・0667、F0537・35・0668)へ。
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