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福田種鶏場の種鶏舎2棟が完成 オランダ製のウインドウレス 2002.08.25発行 (株)福田種鶏場(山上恭宏社長―本社・岡山市福富西2―23―48)は、岡山県赤磐郡赤坂町の中央種鶏場に、機材器具はもちろんのこと、屋根材、壁材、鉄骨にいたるまで、すべての建築物がオランダVDL社製のウインドウレス種鶏舎2棟を建設していたが、このほど完成した。 鶏舎面積はサービスルームを含めて977平方メートル(296坪)が2棟で、合計1万羽(雌ベース)が収容される。建築構造は鉄骨、アルジンク鋼板であり、天井と側壁には120ミリの断熱材がサンドイッチされている。 舎内の温度や、換気コントロールは、すべてコンピュータで制御されており、通常期は両側壁に取り付けられたダンパーから入気させ、天井ファンを内蔵した煙突で屋根に抜く換気システムが採用されている。夏期はクーリングパッドシステム、冬期は灯油温風ヒーターが作動し、コンピュータで自動コントロールされる。 主な機材としては、給餌機はVDL社、飲水器はインペックス社、ネストはヤンセン社の製品であり、新しい試みとして点灯用にGASOLECカラーライトシステムを取り入れている。 現在9週齢のチャンキー種鶏が収容されているが、日中の最高気温が35度Cの時でも、舎内は27〜28度Cと非常に涼しく、今後の種鶏成績が注目される。 なお、このVDL社製ウインドウレス種鶏舎の施工は、(株)大宮製作所(本社・京都府宇治市伊勢田町大宮通り名木1丁目)によるものである。 写真は、完成したウインドウレス鶏舎(左)とコンピュータで制御されている舎内(右)
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