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6月の卵価は前年並み? 食鳥は弱基調で推移
2002.05.25発行
全農は、6月の畜産物市況予測をまとめた。鶏卵、食鳥の見通しは次の通り。 〈鶏卵〉供給面は、高い稼働羽数水準に変化なく、引き続き生産量過多による余剰卵の発生が懸念される。需要面は、梅雨入りに伴い消費が落ち込み、荷動きがさらに停滞することが懸念される。サッカーワールドカップ開催に伴う、需要の活性化に期待したい。 相場は、Mサイズ基準値月間平均で、140円前後(前年140円)か。 〈食鳥〉国内生産に関しては現時点では大きな変動はないものと考えられ、当面は順調な入荷状況となろう。 需要面は、梅雨入りを迎え全般に消費が低迷する時期となる。例年、串物については季節需要が高まるが、すでに一定のマーケットが形成されている輸入調製品に対し、国産品がどこまでシェアを回復できるかが需給のポイントとなろう。 市況は、需要減に合わせ弱基調の推移か。
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