8月輸入 鶏肉、鶏肉調製品とも減少 鶏卵も卵白粉除き減少

財務省は2020年8月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比20.2%減の4万313トンで、3か月ぶりに5万トン台を下回った。このうちブラジルは17.9%減の3万1074トン、タイは19.2%減の8481トン。

鶏肉調製品は20.8%減の3万3247トンで、中国は8か月連続で前年を下回った。

1~8月の輸入累計は鶏肉が前年同期比1.7%減、鶏肉調製品が7.7%減、その他の家きん肉(主にアヒル)が2.8%増、その他の家きん肉調製品が9.0%増。

《鶏卵関係輸入》加工卵の輸入量は、卵白粉を除いて前年同月を下回った。殻付卵は11.2%増の4㌧だが、単価の高さから医療用に使われる卵とみられる。

1~8月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比21.7%減、凍結卵黄が12.9%増、全卵粉が7.6%減、卵黄粉が2.0%増、卵白粉が4.2%減、殻付卵が2.1%減。

8月の輸入卵の殻付換算は9033トン(前年同月比3.0%減)で、1~8月累計では7万3108トン(前年同期比5.3%減)。

8月輸出 殻付卵は2.64倍 鶏肉、鶏肉調製品も増加

《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉は香港、カンボジア、ベトナムに前年同月比34.3%増の737トン、鶏肉調製品は香港に加えて韓国、台湾、フィリピンに99.4%増の40トンを輸出した。

殻付卵は香港、シンガポール、マカオ、台湾、グアムに2.64倍増の1904トン。マヨネーズはアジア、中東、欧州、北米、南米、オセアニアなどの各国に39.9%増の866トンを輸出。

1~8月の輸出累計は鶏肉が前年同期比7.9%増、鶏肉調製品が2.23倍増、殻付卵が2.10倍増、マヨネーズが9.2%減。加工卵の輸出累計は液卵が減少、粉卵が増加傾向。