8月え付け 採卵用4.6%増、ブロイラー用2.4%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は9月28日、平成30年8月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー29場、ブロイラー67場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ4.6%増の844万6000羽、ブロイラー用ひなは2.4%増の6256万9000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比4.6%増の872万3000羽、ブロイラー用ひなは2.4%増の6505万9000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、北陸、関東・東山、東海、九州で増加。ブロイラー用ひなは東北、東海、中国、九州で増加した。

1~8月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.5%増の7571万7000羽、ブロイラー用ひなは1.7%増の4億8365万羽となった。

8月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年に比べ15.3%減の9万4000羽(うち種鶏めすは15.0%減の8万5000羽)、ブロイラー用種鶏は11.5%減の48万7000羽(うち種鶏めすは10.9%減の42万7000羽)。

1~8月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比3.6%減の80万8000羽(うち種鶏めすは4.4%減の72万5000羽)、ブロイラー用種鶏は0.7%減の376万9000羽(うち種鶏めすは0.5%減の332万羽)となった。

なお、同協会は6月と上半期、7月のひなえ付け羽数の全国推計値を修正した。

※え付け羽数の表は統計情報のページに掲載しています