8月え付け 採卵用めす1.9%減、ブロイラー用2.2%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は9月30日、令和3年8月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比1.9%減の788万1000羽、ブロイラー用ひなは2.2%増の6300万6000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は1.9%減の814万羽、ブロイラー用ひなは2.2%増の6546万7000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、関東・東山、四国で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、東海、近畿、中国、九州で増加した。

1~8月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比2.4%減の7337万7000羽、ブロイラー用ひなは1.2%増の5億434万5000羽となった。

8月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比12.2%減の6万5000羽(うち種鶏めすは9.1%減の6万羽)、ブロイラー用種鶏は16.5%増の47万2000羽(うち種鶏めすは16.6%増の41万5000羽)。

1~8月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比7.1%減の73万4000羽(うち種鶏めすは5.5%減の66万7000羽)、ブロイラー用種鶏は1.0%増の359万8000羽(うち種鶏めすは1.7%増の318万1000羽)。

ひなえ付け羽数の推移