6月輸入 鶏肉5万トン台に増加 粉卵は増加、凍結卵減少

財務省は2020年6月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は4、5月の減少傾向から一転し、6月は前年同月比16.8%増の5万653トンとなった。前月の約3万6000トンから1万4000トン以上の増加。このうちブラジルは20.2%増の3万9689トン、タイは7.3%増の9231トン。

鶏肉調製品は6.7%増の4万1591トンで、中国は6か月連続で前年を下回った。

1~6月の輸入累計は鶏肉が前年同期比2.1%増、鶏肉調製品が3.5%減、その他の家きん肉が15.4%増。

《鶏卵関係輸入》加工卵は凍結全卵が前年同月比41.3%減、凍結卵黄が2.2%減、全卵粉が98.7%増、卵黄粉が20.8%増、卵白粉が63.5%増。殻付卵は8.8%増の11トンを輸入した(単価の高さから医療用に使われる卵とみられる)。

1~6月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比14.0%減、凍結卵黄が23.1%増、全卵粉が1.2%減、卵黄粉が7.0%増、卵白粉が2.6%減、殻付卵が0.6%増。

6月の輸入卵の殻付換算は1万1149トン(前年同月比53.4%増)で、1~6月累計では5万4606トン(前年同期比2.8%減)。

6月輸出 殻付卵31%増加、鶏肉は20%減少

《鶏肉・鶏卵関係輸出》鶏肉輸出はこれまでの香港、カンボジア、ベトナムに加え、シンガポールとマカオへの輸出実績が報告された。輸出量全体では前年同月比20.4%減の802㌧となった。

鶏肉調製品は約2.9倍増の44トンで、香港向けがほとんど。

殻付卵は31.1%増の984トンで、新たにマカオへの8トンの輸出実績も報告された。

マヨネーズは35.1%減の445トン。

1~6月の輸出累計は鶏肉が前年同期比1.1%増、鶏肉調製品が約2.3倍増、殻付卵が約2倍増、マヨネーズが16.8%減。