6月え付け 採卵用めす7.8%増、ブロイラー用1.0%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は7月30日、令和3年6月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー20場、ブロイラー56場、卵肉兼業7場の合計83場が回答)を公表した。

報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月比7.8%増の959万3000羽、ブロイラー用ひなは1.0%増の5831万2000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比7.8%増の1008万3000羽、ブロイラー用ひなは1.0%増の6039万2000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは北海道、東北、関東・東山、東海、近畿、中国、九州、沖縄で増加。ブロイラー用ひなは北海道、東北、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄で増加した。

1~6月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比2.9%減の5537万羽、ブロイラー用ひなは0.8%増の3億7501万羽となった。

6月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比29.1%減の8万3000羽(うち種鶏めすは29.2%減の7万5000羽)、ブロイラー用種鶏は23.7%増の51万1000羽(うち種鶏めすは25.7%増の45万5000羽)。

1~6月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比13.2%減の56万5000羽(うち種鶏めすは11.6%減の51万3000羽)、ブロイラー用種鶏は5.3%増の277万1000羽(うち種鶏めすは6.0%増の245万羽)。

ひなえ付け羽数の推移