5月え付け 採卵用めす2.6%増、ブロイラー用0.2%増

(一社)日本種鶏孵卵協会は6月30日、令和2年5月分の鶏ひなふ化羽数調査結果(レイヤー27場、ブロイラー65場が回答)を公表した。

調査協力孵化場から報告された採卵用めすの出荷羽数(え付け羽数も同じ)は前年同月に比べ2.6%増の899万6000羽、ブロイラー用ひなは0.2%増の6033万4000羽。

これを基に同協会が試算した採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同月比2.6%増の960万6000羽、ブロイラー用ひなは0.2%増の6191万9000羽。

地域別(報告羽数ベース)にみると、採卵用めすは、北海道、関東・東山、近畿、中国、四国で増加。ブロイラー用ひなは北海道、北陸、関東・東山、九州で増加した。

本紙で試算した1~5月累計の採卵用めすの全国推定出荷羽数は前年同期比4.6%増の4767万1000羽、ブロイラー用ひなは1.2%増の3億1235万羽となった。

5月の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同月比10.8%増の10万3000羽(うち種鶏めすは12.0%増の9万3000羽)、ブロイラー用種鶏は14.5%増の43万4000羽(うち種鶏めすは16.2%増の38万1000羽)。

本紙で試算した1~5月累計の採卵用種鶏の出荷羽数は前年同期比4.9%増の53万4000羽(うち種鶏めすは3.5%増の47万4000羽)、ブロイラー用種鶏は3.4%減の221万8000羽(うち種鶏めすは3.7%減の194万9000羽)となった。