3月輸入  鶏肉19.1%増、調製品2.8%増

輸入卵の殻付換算6.2%増

財務省は2021年3月分の輸入・輸出通関実績をまとめた。

《鶏肉関係輸入》鶏肉は前年同月比19.1%増の5万5627トンを輸入。このうちブラジルは11.9%増の3万7875トン、タイは44.2%増の1万6474トンとなった。

鶏肉調製品は2.8%増の4万3919トン。あひる(あい鴨肉)は4.4%増の496トンを輸入した。

1~3月の輸入累計は鶏肉が前年同期比13.5%増、鶏肉調製品が1.9%減、あひるが43.9%増。

《鶏卵関係輸入》加工卵は凍結全卵と卵白粉が減少し、凍結卵黄、全卵粉、卵黄粉が増加。殻付卵は前年同月比23.3%増の6トンを輸入した。

1~3月の輸入累計は凍結全卵が前年同期比23.6%減、凍結卵黄が3.6%減、全卵粉が11.4%増、卵黄粉が3.4%減、卵白粉が17.6%減、マヨネーズが5.3%減、殻付卵が4.7%増、その他の家きん卵が21.6%増。

3月の輸入卵の殻付換算は8370トン(前年同月比6.2%増)で、1~3月累計では2万3624トン(前年同期比13.8%減)。