3エリアでスーパー総菜部門の審査試食会 第11回からあげグランプリ

審査結果は4月15日発表

スーパー各社は会場のグルメスタジオでから揚げを調理

審査する日本食鳥協会の佐藤実会長㊨

ノミネートされたスーパー24社のから揚げが並んだ

(一社)日本唐揚協会(やすひさてっぺい会長兼理事長)は〝日本で一番うまいから揚げ屋さん〟を決める「からあげグランプリ」の10周年を記念して、昨年新設した「スーパー総菜部門」の試食審査会を東京と大阪でそれぞれ開いた。

2月27日に東京都品川区の㈱日本アクセス本社で開いた東日本スーパー総菜部門の試食審査会には、エントリーした43社の中からノミネートされた24社が参加し、会場のグルメスタジオでから揚げを調理。時間が経ってもおいしく食べられるかどうかがスーパーの総菜から揚げのポイントであるため、揚げてから1時間後にから揚げを試食して審査。日本唐揚協会の八木宏一郎専務理事、(一社)日本食鳥協会の佐藤実会長ら審査員が揚・衣・汁・味・量の5項目(各項目10点)に、担当者の情熱やプレゼン内容などのから揚げに対する「熱」(3点満点)を加えた6項目で評価した。

審査を終えた八木専務理事は「3年遅れくらいでダシ系のから揚げが東日本に来たと感じている。食感にこだわった商品が多かった。今年は国産チキンを使った商品の比率が高かった」と講評。佐藤会長は「国産チキンを使った商品が増えてうれしい。むね肉をスティック状にカットし、片手で食べられるようにした商品のアイデアはおもしろかった」などと感想を述べた。

3月5日には中日本スーパー総菜部門(エントリー47社のうちノミネート22社)、6日には西日本スーパー総菜部門の試食審査会(エントリー40社のうちノミネート17社)が開かれ、中日本には日本食鳥協会国産鶏肉市場活性化委員会の井元克典副委員長、西日本には同委員会の辻貴博委員長が審査員として参加した。

すべての審査結果は4月15日の「第11回からあげグランプリ」授賞式で発表する予定。