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豊田通商がイセ食品に出資 イセグループは国内生産倍増へ
2018.04.25発行
豊田通商梶i貸谷伊知郎社長・CEO―本社・名古屋市中村区、資本金649億3600万円)は4月4日、イセ食品梶i伊勢彦信会長―本社・埼玉県鴻巣市、資本金2000万円)の発行済み株式の一部を取得し、4月1日付で社外取締役(三浦芳樹専務執行役員)を派遣したと発表した。出資額や出資比率などは明らかにしていない。 豊田通商とイセ食品は2013年に合弁で潟Gッグドリーム八千代(茨城県八千代町)を設立。15年に120万羽規模の養鶏場が竣工し、鶏卵の生産事業を行なうなど、関係を深めてきた。 イセ食品は、種鶏や親鶏の育成から、採卵、パッキング、配送に至るまでの全工程を自社で一貫して行なうイセ インテグレーションシステム≠強みに国内で1500万羽規模、北米や中国でも鶏卵生産事業を展開しているほか、近年は東京やベトナムで「たまごサミット」を開催し、アセアンやインドなどにも進出している。 今回の出資に当たって豊田通商は「イセ食品は国内養鶏シェア25%(1人当たりのたまご消費量4個中の1個に相当)に当たる3000万羽の飼育を目指し、飼養規模の拡大を図るほか、アセアン、インド、中国などの海外でも鶏卵の安定供給に取り組む。さらに鶏卵の生産事業だけでなく、畜産・農業・食品関連の周辺ビジネスへの拡大も視野に入れて事業を展開する予定」としている。
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